ダンスオーディションに合格するためには、技術や表現力だけでなく、準備や自己アピールの方法も重要です。この記事では、合格率を高めるための具体的なステップとポイントを、書類審査から実技審査、当日の心構えまで、詳細に解説します。

T-PAINやKat delunaといったごりごりのHIPHOPアーティストのツアーダンサーから月9ドラマ主題歌のバックダンサーまで経験した元ダンスインストラクターのママザウルスが解説します!
オーディションの流れ
ダンスオーディションは、主に以下の2つの審査で構成されます。
- 書類審査:履歴書やプロフィールシートを基に、応募者の経歴やスキルを評価します。
- 実技審査:振り付けの再現力や即興ダンス、表現力など、実際のパフォーマンスを通じて評価されます。
これらの審査を通過するためには、事前の準備と自己アピールが欠かせません。

書類審査はないパターンも多いです。その分実技審査の際に自己PRタイムがあったりします!!
書類審査のポイント
書類審査がある場合、絶対に落とされたくありませんよね。自分の表現を見てもらえない、チャンスすらもらえないということになってしまいます。応募書類を適当に書くなんてことは言語道断。魂を込めて書いて、さらっと通過しましょう!!
履歴書・プロフィールシートの作成
- 基本情報の正確な記入:名前、連絡先、身長、体重など、正確な情報を記入しましょう。
- ダンス歴や特技の詳細記載:どのジャンルを何年学んだか、受賞歴や出演歴があれば具体的に記載します。
- 自己PRの工夫:自分の強みや個性をアピールする文章を心がけましょう。

就職活動と一緒で、印象に残るor間違いない実力のどちらかは必須。もしくは、オーディションのテーマに合っていることもポイントになります。
写真の準備
- 顔写真と全身写真の用意:プロのカメラマンに依頼し、清潔感のある服装で撮影しましょう。
- 表情とポーズの工夫:明るい笑顔や自分らしいポーズで、審査員の印象に残るようにします。

ダンサーは見た目がとても大事です。容姿端麗、もしくはセンスが光るなど、思わず目で追ってしまうような雰囲気作りを意識してください。
実技審査の対策
実技審査の対策は、オーディション直前にあせってやるものではありません。日頃の鍛錬が大切です。しかし、課題曲が決まっている場合、振り写しが先に済んでいる場合は、十分に練習して挑んでください。
技術面の強化
- 基礎練習の徹底:ターン、ジャンプ、フットワークなど、基本的な動作を正確に行えるように練習します。
- 表現力の向上:感情を込めたダンスや、ストーリーテリングを意識したパフォーマンスを心がけましょう。
フィジカルコンディションの維持
- 柔軟性と筋力の強化:ストレッチや筋力トレーニングを取り入れ、身体の柔軟性と筋力を高めます。
- 体力の向上:有酸素運動や持久力トレーニングを行い、長時間のパフォーマンスに耐えられる体力を養います。
審査員の印象に残るための自己アピール術
ダンスオーディションは規模が大きければ大きいほど、自己アピールが大切になってきます。同じようなスキルの人が並んだ時に、自分を選んでもらえるよう意識しましょう。
自己紹介の工夫
- 明確な自己紹介:名前、年齢、ダンス歴、得意なジャンルなどを簡潔に伝えます。
- 個性の表現:自分の特徴や強みを、言葉や動きで表現しましょう。

自己紹介の練習はマストです。笑顔ではきはきと話しましょう!
どうしても自己PRでライバルに勝てない…そんな方は以下の記事を参考にしてください。私の体験談も紹介しています。
ダンサーのオーディション自己PR攻略方法|どうすればアピールできる?具体例や経験談も | ママザウルスのダンスとコドモ
パフォーマンスの工夫
- オリジナリティの発揮:他の応募者と差別化できるような、独自のスタイルや振り付けを取り入れます。
- 表情と姿勢の重要性:感情を込めた表情や、姿勢の美しさに注意を払いましょう。
振り写しについては以下の記事を参考にしてください。振り写しの時間が苦手…覚えられない!という方にもお届けしたい内容です。
振り移しとは?ダンスオーディションでの振り移し攻略方法4つも大公開!振りを覚えるのが苦手なバックダンサーになりたい方へ | ママザウルスのダンスとコドモ
当日の心構えと注意点
ダンスオーディション当日は体調やメンタル面の準備がポイントです。100%のパフォーマンスができるよう、備えましょう。
体調管理
- 十分な睡眠と栄養摂取:オーディション前日は早めに就寝し、バランスの取れた食事を心がけます。
- ウォーミングアップの実施:軽いストレッチや準備運動を行い、身体をほぐしておきましょう。

結局これが一番大事なわけ。健康ありきなので、しっかりセルフマネジメントを!
メンタル面の準備
- ポジティブな自己暗示:自分に自信を持ち、前向きな気持ちで臨みます。
- 緊張のコントロール:深呼吸やリラックス法を取り入れ、緊張を和らげましょう。

オーディションは数をこなすことで緊張しにくくなります!とにかくたくさんオーディションを受けることが大事。
まとめ
ダンスオーディションに合格するためには、技術や表現力の向上だけでなく、書類審査や実技審査の準備、自己アピールの工夫、当日の心構えが重要です。これらのポイントを意識し、日々の練習と準備を怠らずに取り組むことで、合格への道が開けるでしょう。
ダンスのオーディション情報サイトについては以下の記事で紹介しています。チャンスを逃さず、がっしり掴もう!
おすすめのダンスオーディションサイト|どこで探す?バックダンサーを目指す方へ情報収集方法も! | ママザウルスのダンスとコドモ
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