今回は、ダンサーを目指す場合に大学に進学すべきなのか、専門学校に進むべきなのかというお話をします。
私自身が心底悩んだんですよね。夢と進路で悩むすべての人に届けたい記事です。
ダンサーになる為には、また、あなたの人生を考えた場合、どういったルートを通るべきなのでしょうか?
このページでは、ダンサーになりたい人が大学進学と専門学校を比較する場合の、それぞれのメリット、デメリットをまとめています。
ちなみに、ダンサーになると表現していますがダンスに関することで稼ぐという意味も含ませてください。選択肢は常に広げておきましょう。ダンサーを目指す方、そして応援されるご家族の方にもお届けしたい内容です。ぜひ最後までご覧ください。
ダンサーを目指す上で大学進学のメリット・デメリット
先に申し上げますと、この記事では大学進学と専門学校、どちらか一方を強くおすすめするといったことはしません。また、今回は、大学進学or専門学校、どちらかしか選べない設定で話を進めます。
が、可能であればどちらも選ぶという選択肢もあります。もちろん、どちらも選ばない選択肢もあります。このブログに書かれている選択肢以外にも、あなたが望めば絶対に道は開けます!
では早速メリット、デメリットを考えてみましょう。大学進学は、ダンスで稼ぐこと(稼ぎ方)の選択肢を広げてくれるかも?!
ダンサーを目指す方が大学に進学するメリット
ダンサーを目指す方が大学に進学するメリットは以下の通りです。
- ダンス以外の知識が増える
- ダンス以外の仲間が増える
- 大学を卒業すると社会的な評価が高くなる(※現代の日本の構造上重要)
- 就職に有利になる(※現代の日本の構造上重要)
ダンサーを目指す方が大学に進学するデメリット
ダンサーを目指す方が大学に進学するデメリットは以下の通りです。
- 学業に費やす時間がはんぱない
- 基本的にダンスに関する学びは大学では得られない
- 様々な誘惑、楽しいことに出会い、夢を見失うことも
大学生になると、どんな日常生活になるかというと、基本的に学業が忙しく、プラスでバイトやサークル、部活なんかでスケジュールが埋まることがほとんどでしょう。
それに付随して人付き合いにさく時間も増えます。もしくは、何にも参加せず、ゆったり暇な毎日、だらけてしまって単位も取りこぼし、卒業できず…なんてパターンも?!
大学では、ある程度きちんと勉強しないと、単位がもらえません。つまり、形だけでもちゃんと勉強しとかないと、卒業できません。
ですから、大学進学を決めるなら、学業優先はマスト。
ちなみに、私は英語関係の学部を卒業していますが、大学の4年間でTOEICスコアは300点くらい上がっています。真面目に学べば大学で身につく知識は無限大です。
元がしょぼすぎたんじゃない?!とか言わないでね。笑
ダンサーになりたい、ダンスで叶えたい夢がある、そんな方は普通の人が楽しいと感じる大学生活での楽しい部分を諦めるのが得策だと私は考えます。
つまり、信念を持ってサークル活動や飲み会などを諦めて(控えめにして)ください。もちろん、大学進学、卒業、ダンサーとしての活動にプラスしてサークルやバイトまで頑張れちゃう強者もいるかも知れないけども。
ダンサーを目指す上でダンス専門学校のメリット・デメリット
ダンスに関するチャンスが多いのは圧倒的に専門学校!以下でダンサーを目指す方が専門学校へ進むメリット・デメリットを紹介します。
ダンサーを目指す方が専門学校に進むメリット
ダンサーを目指す方が専門学校に進むメリットは以下の通りです。
- ダンスに関する学びが毎日ある
- ダンスを基礎から学べる
- ダンス仲間が格段に増える
- オーディション含めダンス関係のチャンスが格段に多い
- ダンス関係のコネクションを学生のうちに増やすことができる
- 卒業後もダンス関係の仕事がまわってきやすい
ダンサーを目指す方が専門学校に進むデメリット
ダンサーを目指す方が専門学校に進むデメリットは以下の通りです。
- 大卒というステータスが得られない(※現代の日本の構造上重要)
- 大卒と比べると就職に不利なことが多い(※現代の日本の構造上重要)
- ダンスばかりの日々で、ダンスが嫌いになることも
- 怪我や病気をしてしまうと継続が難しい
ダンス専門学校では、ダンスを基礎から学ぶことができる(学び直すことができる)というメリット以外にも、経歴を作りやすいという大きなメリットがありますね。
ダンス専門学校には、市場に出回らないようなオーディション案件がまわってきたりします。しかも、かなり大型案件が多いので、経歴として申し分ないのです。
ダンス専門学校に所属していないと掴めないチャンスです。
一方で、大卒の称号を得られないということは現代の日本の構造を考えると悩ましいところではありますよね。ここに関しては、生涯年収や社会保障等難しい話になりますので、別記事で掘り下げますね。
ダンス専門学校に進むなら、ダンスで成功しなければならない。そんなこと、断言はしません。
ですが、腹をくくるべきポイントではありますよね。美容専門学校を出て美容師になったり、医学部を出て医者になったり、それと同じ感覚ですからね。
大学進学と専門学校、プロダンサーになるのはどっちが多い?
私自身は4年制大学を卒業しています。私の身近なダンサーには専門学校卒の方が多いです。
専門学校に進むということは、その道で生きていきたいと考えている可能性が高く、大学進学の場合は他の選択肢も持っている場合が多いからでしょう。
しかし私は自身の経験談と身近な友人からの情報を元にこの記事を書いています。住んでいる地域やプロの中でもどんな働き方を目指すのかによってもデータは変わってくるでしょう。
大学進学を選んだ私の経験談
ママザウルスは4年生大学を卒業し、なんとかチャンスの前髪にしがみついて大手企業に就職しています。
ただし大学生活の後半2年はダンス浸け、特にラスト半年は週1回くらいしか大学に通っていませんでした。
私が大学生だった頃、私が通う大学では1年間に取得して良い単位に制限がなく、頑張れば単位をとりまくれた訳です。ですから、はじめの2年、勉強しまくれば、後半2年がかなり楽でした。
大学に在籍しながら人生におけるフリータイムを作り出すことができたのです。
私はこの仕組みを存分に活かし、大学3回生4回生の2年間を就職活動とアルバイトとダンサーとしての経歴作りにあてました。
ちなみに、サークルや部活には入っていません。文化祭等の学校行事にもほとんど顔を出していません。やりたいこと、夢があるのだから仕方ないのです。
それでも大学時代の友達は今でもつながりがあり、大切な思いでもたくさんあります。大学生活から得たものは多いですよ。
大学生の間にオーディションをたくさん受け、ダンサーとしての経歴をつける。
これは簡単ではありませんが管理人的には、本当におすすめの方法です。
ですが、何度か大学の試験と、オーディションがかぶってしまったりしたこともありました。大学卒業はマストなので、はじめは泣く泣くダンスの方を諦めていました。
しかし、大学の教授に評価してもらえたり、ダンス関係者とのコネクションができてくると状況が変わってくることもあります。リハーサルに1回くらいこなくてもなんとかするよ、と言ってもらえたり、大学の試験を追試日に受けさせてもらえたり。一生懸命やっていればそんな追い風が吹くことだってあります。
そんなこんなで管理人が大学を卒業する頃には、ダンサーとしての経歴をそれなりに集めることができていました。もちろん、専門学生よりは受けることのできるオーディションや情報が少ないので、情報収集力は相当必要です。しかし、私自身は大学進学を選んで本当に良かったと思っています。
進学でも専門でも、信念があれば夢はかなう!
今回は、大学進学と専門学校についてお話させていただきました。
いかがでしたでしょうか?ダンスのみに言えることではありませんが、大学進学と専門学校で悩まれる方は少なくありません。もちろん私もすごく悩みました。
大学生になっても、専門学生になっても、自分自身の強さや信念がないと夢って叶いません。
大学進学と専門学校、それは自身の身を置く場所を決める選択であり、夢が叶うかどうかはまた別の話です。今進路に悩んでいるという方は、ダンサーになりたいという熱い気持ちは守りつつ、人生の全体像で考えてみてください。そしてダンスで稼ぐ、ダンスで生きていく方法は思っているよりもずっと多いということをお忘れなく。最後までご覧いただきありがとうございました。
大学進学は現代の日本を生きるならおすすめ
大学はダンスで稼ぐ選択肢を広げてくれるかも
ダンサーとしてのチャンスが多いのは専門学校
専門学生しか掴めないチャンスも多い
コメント